11月の行事

11月10日 天皇祝賀パレードが晴天の中、無事に執り行われまして日本人としては改めて天皇、皇后の人となりに触れたような温かい気持ちになれた日だったと思います。

11月は古くからの行事ごとがいくつかあるので御紹介致します。

11月15日は『七五三の日』です。
子どもが三歳、五歳、七歳のときに、子どもの健康と成長を願うために神社へ参拝する行事です。
11月15日にこだわらず、11月に入ると日本各地の神社で七五三のお参りをする家族連れを多く見かけますね。

11月23日は『勤労感謝の日』と『新嘗祭』の2つの行事があります。
勤労感謝の日:「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として、昭和23年(1948年)に祝日として制定されました。
戦前は「新嘗祭」という祭日でしたが、戦後「勤労感謝の日」に変更されました。
一般的には勤労感謝の日として祝日を楽しみますが、同じ日に宮中では新嘗祭が行われているのですね。
新嘗祭:五穀豊穣の収穫祭にあたり、新嘗の「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走を意味し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ天神地祇(てんじんちぎ すべての神々)に初穂をお供えして、天皇陛下自らも初穂を召し上がり、神様の恵みによって初穂を得たことを感謝するお祭りです。